

1階と2階の床の色が違うとき、階段の色はどっちに合わせるのが正解?
床の色が1階と2階で異なる場合、気になるのは、1階と2階の間に位置する階段の色。階段の色は床の色に合わせる人が多いと思いますが、1階と2階の色が違うときはどうしたらよいのでしょうか。
正解は、どちらの色も採用するです。
なぜなら、自然に1階と2階の床の色をつなぐことができるからです。



でも、階段で2色使うのって変じゃない?



階段の2色使いはとてもおしゃれですよ!
この記事では、階段の色の決めるポイントと2色使いをした階段のイメージを、我が家の写真と共にご紹介します。
この記事でわかること
- 階段で色を決める場所
- 階段の色の選び方
- 1階と2階の床の色が違う場合の階段の色の実例



ぜひ我が家の写真を見てイメージしてみてくださいね!
階段は踏み板・蹴込み板・側板の3カ所の色を決める


階段で主に色を決めるのは下記の3カ所。
- 踏み板
足を乗せる部分です。 - 蹴込み板
踏板と踏板の間の、垂直に設置される板です。 - 側板
踏み板と蹴込板の横からはめ込まれている板です。掃除機がぶつかったときなどに、クロスを保護する役割があります。
床の色とのバランスを考えながら、この3カ所の色を決めましょう。
パナソニックサイトでシミュレーション
階段の色で迷っている場合は、いろいろな組み合わせを見てみましょう。
パナソニックのサイトにあるシミュレーションサービスでは、階段の色の組み合わせを写真で見ることができます。
階段の色の他に
- 床
- 建具
- 家具
の色を変更できるので、自分の家の色の組み合わせでシミュレーションできます。
オンラインのツールなので、専用のソフトをインストールしなくても今すぐ階段の色をイメージできるのも嬉しいですね。



スマホからも利用することができますよ。もちろん無料です。



自分でいろいろな組み合わせを写真で見られるのは便利ね!
シミュレーションサービス
ホワイト系の床と階段の色組み合わせイメージ
1階の床がホワイト系の場合の、足を乗せる踏み板と、垂直部分の蹴込み板の組み合わせを写真でご紹介します。



パナソニックのソフトでは、蹴込みと側板の色は同じになります。
踏み板:ホワイト系、蹴込み板:ホワイト系


まずは、階段すべてが真っ白なバージョン。
階段が壁と一体化しているので、階段の存在を消したい場合は床の色とそろえるとよいですね。
踏み板:ダーク系、蹴込み板:ホワイト系


2つ目は、踏み板をダーク系にしてみました。階段がアクセントになっていますね。
我が家はこの写真と同じようにモノトーンインテリアのため、シンプルになりがちです。そのため、階段がアクセントになるのはとても気に入りました。



こちらを採用しました!
踏み板:ダーク系、蹴込み板:ダーク系


3つ目は、踏み板も蹴込み板もダーク系の場合です。重厚感があり、落ち着いた印象ですね。
正直こちらととても迷いましたが、白い床に対して主張が強く感じたのと、重厚感より抜け感がある感じが好きだったので、最終的にはホワイト系とダーク系のどちらも使用しました。
踏み板:ホワイト系、蹴込み板:ダーク系


最後は、踏み板をホワイト系、蹴込み板をダーク系にした場合です。こちらの組み合わせはあまり見ないデザインで、かなりおしゃれです。す。
が、問題が一つ。
階段の最後、2階の床と同じ部分は階段の一部なので、ちぐはぐになってしまいます。


この写真で「階段部分」だけホワイト系になるのが好みではなかったので、この組み合わせは採用しませんでした。
実際の階段の写真
我が家の床の色


我が家の床は、1階はホワイト系、2階はダークブラウン系の床にしました。
- 1階・・・エイダイ スキスムSフロア ハーモニックホワイト
- 2階・・・エイダイ スキスムSフロア ディープブラック柄



1階と2階の床の色が違うので、階段の色をどちらに合わせるか悩みました。
3Dイメージを作ってもらえましたが、打ち合わせ中に色を変更し、その場ですぐ変更結果を確認できません。また、何度も作成してもらえるわけではありません。



パナソニックのシミュレーションソフトで自分でいくつかパターンを作成し、検討しました。


1階の床の色です。


2階はこちら。
結局、階段は踏み板を2階に、蹴込み板を1階に合わせて2色使いにしました。



階段は、パナソニックのシステム階段 ベリティスです。
1階から見た階段


蹴込み板は1階と同じホワイト系、踏み板は2階と同じ、ダークブラウン系。色は、蹴込み板はホワイトアッシュ、踏み板はチャコールオークです。



階段の手すり金具も標準から変更してもらったので、すっきり見えます。
2階の床と階段の境目
2階と階段の境の部分はこのような仕上がりになりました。


違和感なく仕上がったかなと思っています。
階段を上から見た図


階段を上から見ると、こんな感じです。
蹴込み板の部分が全く見えず、ホワイト系であることはわかりません。



2階から階段を見下ろしたときの見え方は、踏み板の色だけ気にすればいいのね。
まとめ|階段の色は2色でも問題なし


主人が「階段を2色にするのはどう?」と言ったときは、「えっ?!」と思いました。でも結果としては、1階はほぼホワイトの我が家にとっては、いいアクセントになりました。
階によって床の色が違い、階段の色に悩んでる方。どちらの色も採用するという選択肢もありますよ。
まとめ
- 階段の色は床の色に合わせることが多い
- 1階と2階で床の色が違う場合は、階段に両方の色を取り入れるとよい
- 2階から階段を見たときのイメージは、踏み板の色だけ気にすればよい


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